JZX81シル足スワップKITステア角データ
Fタイヤを ターンテーブルに載せてステアリングを1回転で60分として15分刻みにデーターを取りました。
純正とシル足スワップKITVer.5ナックルのデータです。
車両のブッシュのたわみ、車高、測定機器の誤差があるので同じ数値にはならない場合もあり、参考値と考えて下さい。
 JZX81純正 ローダウン仕様  キャスター8.6°
 ステア左回転   0:15 0:30 0:45 1:00  1:15  1:30  1:45  1:50 
 右タイヤ角度  4.2 9.0  13.8  18.5 23.7   29.0  35.0 36.0 
 左タイヤ角度  4.5 9.0 13.1 17.0 21.3 25.5 29.0 30.0
角度左右差   0.3 0.0 0.7 1.5 2.4 3.5 6.0  6.0
 
 JZX81純正 シル足スワップKIT  キャスター7.2°ピロアッパー全前方向にセット
 ステア左回転   0:15 0:30 0:45 1:00  1:15  1:30  1:45 
 右タイヤ角度  4.5 10.2 15.5 21.5 28.0 34.7 39.6
 左タイヤ角度  4.5 10.2 15.5 21.2 27.0 32.6 36.5
角度左右差   0.0 0.0 0.0 0.3 1.0 2.1 3.1
※シルビアロアームストッパー残しているので測定出来ませんでした。ラック側は余裕があります。 

Ver.5ナックル説明
ステアリングを切り込んでいくと左右差が出ますが、カウンターステア中にトーアウトになりフロントに抵抗が掛かりイン側に寄って行ってスピンします。
この左右差を少さくしていくと抵抗が少なくなりタイヤが転がるので深いアングルでもスピンしないと言う事になります。
実走行時は左右で車高が変わるのでト-変化を抑えるためにタイロッドエンド取り付け高さも変えています。
ステア角に対してナックル切れ角は気持ち良いフィーリングと操作のし易さを重視した設定です。


 S13ピロアッパーをキャンバー調整方向取り付けのロアアームハブスピンドルの位置関係です。
キャスター9.7°
シルビアは垂直に重なる位置で設定されてるのですが、ここが変わるとステアリングの戻りや切り込んだ時に不安定な動きになります。
シルビアローダウン仕様キャスターは6.5°〜7.0°位なので同様にするために調整が必要です。


ノーマルフェンダ―に収まるホイールでロアアームストッパー削り落した場合、ブレーキホースブラケットに干渉するので対策が必要です。
角度を付けたドリフトにするなら35oロングロアアーム+ホイールオフセット0〜−10o+オーバーフェンダーなどシルビアと同じセットアップして下さい。
もっと過激な走り(90度旋回ドリフトなど)希望の方にはVer.6ナックル変更出来ます。